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兵庫・北播磨インバウンド推進会議に登壇いたしました

1月20日(月曜)、兵庫県加東市のやしろ国際学習塾の中会議室にて第5回兵庫・北播磨インバウンド推進会議が執り行われました。株式会社プレイゴルフジャパン代表西本がマレーシアゴルフ場とのクラブ間交流の取り組みというテーマについて講演し、兵庫県内のゴルフ場とマレーシアゴルフ場との提携に至るプロセスや、その後の海外メンバー受入れに伴うプロセスや課題についてご紹介しました。

著名な劇作家であり、城崎国際アートセンターをはじめ兵庫県豊岡市の国際観光都市化事業に関わられている平田オリザ氏著書「下り坂をそろそろと下る」のなかで、異文化理解や相互交流には「自分たちの標準とするものが、世界の標準であるとは限らない」とあります。

ゴルフは世界中で楽しまれていますが、日本のゴルフ場は”企業人の社交場”として色濃く独自発展した経緯があります。国内ではゴルフをしない人にとっては少々堅苦しいイメージがありますが、海外では身近なアクティビティと捉えられてもいます。
海外ゴルファー誘致に関しては受け入れる側に「特別な場所」という意識がある場合、相手国側の人々が抱く感覚との間に存在する「ギャップ」がハードルとして立ちはだかるかのように感じてしまいます。

現状のルールを変えることや(例えば)他言語サイン表示等の新たなハードを投資するだけがそれらのギャップに対する解決策ではありません。気持ちを込めた(決して”おしつけ”ではない)おもてなし、今あるものを活かし相手が楽しめる日本的なサービスが何かを考えて取り入れるだけで比較的寛容な海外ゴルファーにとっては良いインパクトになります。

実際の交流事業を通じて見えてくるものは多く、今後も関係者の皆様と共有しながら日本のゴルフツーリズムの発展を目指していければと思います。

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